同志社大学 生命医科学部 抗加齢医学研究室 アンチエイジングリサーチセンター
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「老化度判定ドック」で老化兆候の早期発見・対処を


抗加齢医学では老化を「病気」としてとらえます。老化のメカニズムが分かってきた一方、それぞれの対処法も見つかってきました。

人間ドックや脳ドックでは、将来生命に危険をおよぼす成人病の早期発見、健康指導に必要な検査がすべて組みこまれていますが、「老化度判定ドック」ではさらにその範囲を広げ、加齢や老化という兆候や症状についても、一連の検査により早期発見、早期治療、生活指導を行うことによって、加齢、老化の予防を実現することが目的になります。

「老化度判定ドック」で老化の兆候といった弱点を見つけ、早い時期から徹底的に対処する事が重要。弱点を克服してゆけば、健康長寿への道が開けます。

■「アンチエイジング(老化度判定)ドック」検査項目

1
骨年齢の判定
腰椎部分をX線撮影し、コンピュータで骨重を測定。5分間ほどベットに横たわるだけで完了。
◇分かること
撮影した写真をもとに、コンピュータで骨量を測定し、骨密度を割り出す。この値に基づき、骨粗しょう症かどうか、骨年齢はいくつかなどの診断を行う。
2
血管年齢の測定
血管の硬さ、柔らかさを測定。人差し指を機械に2〜3秒入れるだけで完了。
◇分かること
血管年齢を割り出す。また、動脈がどれくらい硬化しているかの程度が分かる。動脈硬化が進むと、高血圧になったり、血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす危険性が高くなる。
3
血液検査
採血をして、下記のホルモンの血中濃度を測定(「人間ドック」で採血したものから調べる)。
● IGF−I/DHEA-S/テストステロン/エストラジオール/プロゲステロン/
  空腹時インシュリン/コルチゾル/T3/T4/TSH/ホモシステイン
◇分かること
それぞれの血中濃度から、加齢による減少度(女性ホルモンなど)、動脈硬化の程度(インシュリンなど)、免疫機能の低下をさせていないか(コルチゾルの分泌量)がわかる。
4
高次脳機能検査
(カードソーティング検査:
前頭葉機能の評価)
パソコンの画面に向かって行う、対面式の検査。PCソフト「ウィスコンシン・カード・ソーティング・テスト」を使い、質問に答えていく。15分ほどで終了。
◇分かること
測定するのは、パターン認識、洞察力、推理力、前頭葉機能。この測定結果から、痴呆の兆候がないかをチェック。
5
問診(QOL)
「●抗加齢QOL共通問診票※(Anti-Aging QOL Common Questionnaire: AAQol)」による状態評価。

※PDFファイルを表示したり印刷して頂くには、
「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。
「Adobe(R) Reader(R)」ダウンロード

「幸せと感じない」「目が疲れる」といった、心と身体の訴えに対する53項目の質問に、自分で5段階の評価をつける。医師とマンツーマンで行う。
◇分かること
評価の内容から、“生活の質”がどれくらい低下しているかがわかる。
上記検査結果をもとに、2週間後・・・

6
コンサルティング

人間ドックと、老化度判定ドックの測定結果に基づき、医師が個人に食事や運動、精神療法などの指導と栄養補助剤の活用や必要に応じてのホルモン療法などのアドバイスを行う(約2時間)。


◎受診後の医療
1
食事指導・運動指導・精神指導などを行い、1年後再検査。
2
上記【1】+サプリメント指導を行い、6ヶ月後再検査。
QOL (共通問診表を使用) の評価。
3
上記【1】+薬物療法 (メラトニン・DHEA) を行い、
3〜4ヶ月ごとに血液検査。QOLの評価。
 
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