研究目的
抗加齢医学(アンチエイジング医学)の領域では、老化促進因子として酸化ストレス、心身ストレスなど様々なストレスに関する研究が行われてきました。
近年、還元糖や脂質由来アルデヒド基が蛋白質との間で非制御的に反応し、蛋白翻訳後修飾、蛋白糖化最終生成物(advanced glycation end products: AGEs)の生成と蓄積、老廃物の蓄積、機能性蛋白の劣化、TCAサイクルの機能障害、細胞内シグナルの活性化や組織障害を惹起し、身体の退行性変化の大きな要因になることが示されています。
生体内では、AGEs生成のほか、アルデヒドと蛋白との間に生じるカルボニル化生成物、グルコース過剰時のTCAサイクル産物であるフマル酸によるサクシニル化生成反応を含む様々な反応が生じており、AGEsをリガンドとして認識する細胞表面受容体もRAGE(Recepetor for AGEs)を含め数種類報告され、その反応機構の究明は今後の課題と考えられています。
一方では、プロテアソームや酸化蛋白質分解酵素などAGEs排泄経路についても明らかにすべきと考えます。
これらの要望に応えるとともに、糖化ストレス全体をさらに高い視点からとらえて、各種AGEs・中間体の生成排泄経路、測定法の確立、加齢性変化、創薬について総合的に検討することを目的とし、研究しております。
研究内容
1.糖化ストレスを評価するバイオマーカーの測定方法の確立2.様々な素材の抗糖化活性評価
3.糖化蛋白の排泄経路の研究
抗糖化研究をお考えの企業様へ
また、本研究室では、健康食品・化粧品素材または製品での抗糖化研究をお考えの企業様向けに、in Vitroでの抗糖化活性測定を行っております。詳細は以下をご覧ください。詳細はこちら

