日本では、2001 年 3 月に日本抗加齢医学研究会が設立されました。
本研究会は米国抗加齢医学会の学問的な部分を色濃く継承しており、同時に可能な限り多くの皆様に抗加齢医学の考え方を紹介し、それを認知してもらうことを目的としています。
設立時には 50 名ほどの会員数でしたが、2002年には学会に移行し、現在では 4900 名を超える会員を抱えています。
過去3年間研究会として活動して、2003 年4月より日本抗加齢医学会として活動を開始しています。
バイオ・サイエンスを推進しつつ、抗加齢医学の臨床業務を当学会の研究の3本柱である抗酸化療法・免疫強化・ホルモン補充療法を中心に邁進しています。
これらの研究を結集して「加齢・老化のメカニズムを究明する基礎的研究」を行い、医師の指導による各種療法を実施することで、加齢・老化を病気として捉え、立ち向かっていくことを目指しています。
日本抗加齢医学会は現在、日本における抗加齢医学の学問および臨床の両面から、中心的な役割を担っています。
医学界においては未だ歴史の浅い研究分野ですが、世界的規模での高齢化社会の到来によって、今後ますます重要視されなければならない、そして発展しなければならない医学であることは疑う余地がありません。
同医学会の発展には、「抗加齢医学の論理に飛躍がないか」、「医学的根拠に則っているかどうか」など、医療従事者の、診療科目領域を超えた観点による評価が不可欠でしょう。
日本政府としての取り組みとしては、2000 年を契機としてスタートした厚生労働省による「
21 世紀における国民健康づくり運動 ( 健康日本 21 )」があります。
このプロジェクトでは、医学的根拠に基づいて、癌、心臓病、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病の原因となる食生活や、日常的に実行すべき運動、適切な休養などの目標を提示することにより、健康を増進することを目的としています。